外壁塗装後にムラを発見? 修正してもらったほうがいい?

2023.10.30

こんにちは!
福岡県大野城市をメインに近隣エリアにて、外壁塗装・内装リフォーム等を手掛けているAtelier四季です。

外壁塗装を終えたあとに、ムラを発見することがあります。
放っておいてもいいものなのでしょうか。

今回はムラができる原因と、対処方法についてお伝えいたします。

■ 問題のない、そのままで大丈夫なムラ

ムラっぽいな、と思ってもとくに問題はないものがあります。
たとえば光の当たり具合や見る角度によってムラに見える場合は、十分に塗膜が張られて塗料の機能が発揮されているなら施工不良にあたりません。

理由はいくつかありますが、一つは人の手による限界です。
外壁塗装は人の手によって地道に行われるものなので、均一で正確な施工はロボットでもない限り、ベテランの職人でも極めて難しいでしょう。
立ったまま無理な姿勢を保ったり、長時間腕を上げたままだったりと肉体への負担もあるので、気を付けているといっても多少は塗料の厚みが変わることも考えられます。

ほかに場所によって作業環境が悪くなることもあげられるでしょう。
外壁には隣家との距離が近くて暗く、作業中ムラがあるかどうか確認しづらいなど、完璧に近づけるのが難しいこともあります。

■ 施工不良の可能性があるムラ

・技術不足によるムラ

現存する職人の高齢化から、建設業界全体で人手不足となっています。
そのため技術の継承がうまく行われず、求められる技量を満たせないことが多くなってきました。
外壁塗装では立地環境・天候・外壁の傷み具合など、施工するお家によって異なる部分が多くあり、100軒あれば100通りの方法があります。
職人の経験が少なければ仕上がりに差が出てしまうでしょう。
技術面で信用できる業者を選ぶのが一番と言えます。

・判断ミスによるムラ

外壁塗装では、下塗り・中塗り・上塗りと3回に分けて塗装します。
このなかで下塗り塗料はとくに重要で、外壁と十分密着でき、中塗り・上塗りの塗料と相性のいいものを選ばなければなりません。
外壁の傷み具合からも使用する下塗り塗料や塗装回数を考慮する必要があります。
また、劣化した壁は水分を吸います。
これは塗料も例外ではありません。
下塗り塗料は中塗り・上塗り塗料を外壁が吸わないようにして、塗膜が均等に張れるようにする役割もあります。

この下塗り塗料の選択を間違えたり、塗りが不十分で塗料を吸われたりすると、ムラができてしまうでしょう。
塗料メーカーや日本塗料工業会などは、相性のいい塗料と組合わせを不可としている塗料について明記していることがほとんどですので、選択間違いは未然に防げるものです。
これは施工業者による責任が大きいので、施工後に発見したら写真を撮って保証書を用意し、施工不良を伝えましょう。

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