【外壁塗装】外壁の剥がれはなぜ起きる?

2023.10.20

こんにちは!
福岡県大野城市をメインに近隣エリアにて、外壁塗装・内装リフォーム等を手掛けているAtelier四季の江口です。

外壁で見かける劣化のひとつ、剥がれ。
この剥がれはどのような原因で引き起こされるのか、解説していきたいと思います。

■ 原因1:施工不良

・下地処理が不十分だった

下地処理では高圧洗浄のほか、ひび割れ補修などのさまざまな作業を行います。
壁に付着したホコリやカビといった汚れを落としたり、古い塗膜を剝がしたりなど、塗料の密着性を高めるために時間をかけます。
この段階での作業が甘いと、新しい塗料との間に落としきれなかった汚れなどが挟まることになり、剥がれの原因になってしまうでしょう。

・下塗り材と外壁の相性が悪かった

外壁塗装では、一般的に一度の工事で3回塗装を行います。
その最初に塗る塗料を下塗り材と言います。
下塗り材は外壁の種類や劣化状態に応じて使い分けされるため、同じ外壁材だとしても使われる下塗り材が同じとは限りません。
この下塗り材はその後の耐久性に直結するので、外壁材や上に塗る塗料との相性が悪いと、弾かれて剥がれが生じてしまうでしょう。

・手抜き工事だった

施工業者のなかには、工期の短縮や費用を抑えるなどの目的で、不適切な工事を行う業者がいます。
高圧洗浄作業・乾燥に時間をかけない、下地補修を行わない、塗料に混ぜる水・シンナーの分量がいい加減、塗装の回数が少ないなどの手抜き工事は非常に困りものです。
グレードの高い塗料を塗ったとしても、このような工事では数年と持たないでしょう。

■ 原因2:経年劣化

外壁塗装を行っておらず、住んで10年ほどがたっているうえで剥がれが見られる場合は、経年劣化が考えられます。
外壁は雨風や紫外線などの外的要因によって、徐々に耐久性を失い、色あせやひび割れなどを起こすようになります。
防水性も落ちていくので、雨が降ると水を吸いやすくなり、その水を含んで塗膜が外壁から剥がれやすい状態に。
剥がれる段階まで来ていると、著しく防水性が失われている状態なので、早めの外壁塗装を検討するようにしましょう。

■ 原因3:建物の構造の問題

まっとうな施工だったにもかかわらず、数年後に剥がれが見られることがあります。
この場合、家の構造自体に問題があるかもしれません。
現在の家はサイディングという外壁仕上げ材を、防水シートからやや離して貼っており、通気できるよう施工していますが、2000年以前のお家だと隙間をつくらずに貼っていたことから通気性が悪い構造になっています。
そのため湿気が溜まってしまい、それに起因して剥がれが生じます。

剥がれの原因はさまざまですが、発見した際はお近くの塗装屋さん、もしくは施工を担当した業者に見てもらいましょう。

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