【外壁塗装】吹き付けとローラーの違いとは?

2023.12.20

こんにちは!
福岡県大野城市をメインに近隣エリアにて、外壁塗装・内装リフォーム等を手掛けているAtelier四季です。

外壁塗装には、塗装の方法として吹き付けとローラーの二つがあります。
吹き付けは塗料を霧状にしてスプレーのように塗装する方法、ローラーは細かな繊維のついた筒状の部分に塗料をつけて、ローリングさせながら塗装する方法です。
今回は、それぞれどのような違いがあるのかについて、解説したいと思います。

■ 仕上がりに大きな差はない

ローラーか吹き付けかで仕上がりに差が出ることはあまりありません。
強いて言うなら吹き付けのほうが技術を要するため、職人によっては苦手としている方がいます。
そのため、吹き付けでお願いしたいと思っても、難色を示す業者に当たったり、吹き付けのできる業者自体見つからないかもしれません。
重要なのは塗料メーカーの定める塗装のルールを守って、施工しているかどうかに尽きます。

■ ローラー塗装について

現在の住宅の約8割は窯業系サイディングという外壁材が使われています。
この外壁材の特徴は、質感や色合いなどのバリエーションが豊富なこと。
でこぼこが多いと塗料のつきにくい吹き付けと違い、ローラーによる塗装が適しています。

【ローラーのメリット】
・塗料が飛び散りにくい
・使用する塗料が吹き付けより少なく済む
・毛足の長さを変えられる
・技術が少なくても、きれいに塗れる
・高所でも塗りやすい

【ローラーのデメリット】
・均等な厚みを出すのは難しい
・繊維のでこぼこが見えることも
・時間がかかる
・質感が画一的

【向いている建物】
・どの建物でもOK

■ 吹き付け塗装について

吹き付けでしかできない塗装として、塗料に骨材(こつざい)の砂粒などを混ぜて仕上げられることがあげられます。
リシンやスタッコ、ボンタイルという表面がざらざら、ごつごつとした質感になり、意匠性のある見た目に仕上がります。
短時間で広範囲の塗装ができるので、工事もローラーより2~3倍早く終わるのも美点です。

【吹き付けのメリット】
・短時間で施工できる
・意匠性のある質感にできる
・均一な厚みにできる

【吹き付けのデメリット】
・技術が必要
・養生をしっかりする必要がある
・塗料の量が多めになるため、費用が高くなる
・風の出ている日は施工できない
・音が鳴る

【向いている建物】
・モルタル外壁の家
・郊外の倉庫 など

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