【外壁塗装】艶あり・艶なしの違いとは?

2023.08.18

こんにちは!
福岡県大野城市をメインに近隣エリアにて、外壁塗装・内装リフォーム等を手掛けているAtelier四季の江口です。

今回は外壁塗装で使用する、塗料の艶の有無について解説したいと思います。

■ 艶の程度は5段階

大別すると艶あり・艶なしの2つがありますが、細分化すると艶は5段階に分かれます。

・ツヤあり
・7分ツヤ
・5分ツヤ
・3分ツヤ
・ツヤなし

光の反射率は下に行く順番に下がります。
塗料はウレタンやフッ素などの種類がありますが、すべての種類に5段階の艶が用意されているわけではなく、艶なしが用意されていない場合も。希望通りの塗料が用意できないこともあるため注意が必要です。

■ 艶あり・艶なしの長所と短所

・艶あり
艶ありは特殊な薬剤を入れているように思われるかもしれませんが、実は最もスタンダードなものです。
塗料にはシリコンなどの合成樹脂が含まれているので、表面がつるつるとした見た目になるのはほとんど必然のようなもの。
光を反射するということは表面に凹凸がないことを意味します。そのため、汚れが付きにくいという長所があり、塗料の性能を遺憾なく発揮できるのが強みといえるでしょう。
ただし、艶は2~3年ほどで消えるので、艶にこだわる方にとっては残念に思うかもしれません。
デメリットとして、艶ありは見た目が安っぽい印象になると感じる方が多いようです。

・艶なし
艶なしは、通常艶のある塗料に艶消し調整材(フラットベース)を混ぜたものです。
つまり、艶あり以外の4つはこの艶消し調整材が混ざっており、配合の比率によって艶の違いがあるということになります。
そのため同じ量が缶に入っているとしても、艶ありに比べると純粋な塗料の量が少なく、どうしても性能に差が出てしまいます。
ものによっては耐用年数が約1.5~3年ほど艶ありより短くなりますので、選ぶ際は注意が必要でしょう。
凹凸ができるので、汚れがつきやすい点からも耐久性が艶ありに劣ってしまいますが、落ち着いた見た目になるので日本家屋などの建築様式にはぴったりです。
最近では耐用年数が高い商品をメーカーが開発しているので、性能の短所は解消されつつあります。

■ 注意点

艶あり以外のものはすでに艶消し調整材が混ぜられて調整されているものが多いですが、中には塗る前に艶消し調整材を塗料に混ぜるひと手間が必要なものもあります。
この手の塗料は混ぜ合わせる作業が不十分だと、ムラができてしまい、塗装の仕上がりに影響が出てしまうことも。
もしこのような塗料を使用する際は、業者側に作業手順や使用する機器などを確認したほうがいいでしょう。

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